蕁麻疹で救急搬送
先月初めて救急搬送されました。急性蕁麻疹によるアナフィラキシーショック状態です。その日は二日前から出ていた蕁麻疹がひどくなり、皮膚科で処方された薬を服用後、痒みに耐えながら横になっていました。ところが良くなるどころか胃も痛くなり、食道か気道なのかわからない痛みが上へとあがってきて、あっという間に呼吸困難に陥りました。
「はっ、はっ、はっ」と呼吸が短くなり、額からは汗が滴り落ちて自分でも異常な状態になっているのがわかりました。まずい、もうじき声が出なくなると思ったので、自ら救急車を呼びました。意識朦朧としていたので、途中で母に電話対応をしてもらい病院へ運んでもらいました。
点滴治療をされている間に呼吸が落ち着き、かきむしりたいほどだった痒みは嘘のように消えていました。大げさでなくこの時は天国だと感じました。そして血圧と酸素飽和度が正常になったのを確認し無事に帰宅となりました。
結局のところ蕁麻疹の原因はわかっていません。実際、蕁麻疹の7割ぐらいは原因不明らしく、特に変わった物を食べたわけでもなかったので、やっぱりストレスかなと思うことにしました。環境の変化などもあったので、きっとそうなんでしょう、うん。
しかし、アナフィラキシーショックって異変を感じてから数分内でやってくるものなんですね。こういう時は躊躇せずに救急車を呼びましょう。生死を分けることになりかねません。不孝中の幸いな出来事でした。