映画「敵」を見て
三寒四温の時期もそろそろ終わりですね。寒い日暖かい日の繰り返しが体調を崩しやすくさせています。さて、先日天気が良かったので暇つぶしに有楽町で映画を観てきました。その名も「敵」、実にシンプルなタイトルです。主演は長塚京三さんで、定年退職した元大学教授という設定がダンディで理性的な雰囲気にぴったりはまっていました。
ひとことで言うと強烈に怖い話。主人公同様の「敵」が私にも待ち構えているんだと思うと只々恐ろしくなりました。若い人にはこの作品の怖さはさほど伝わらないかもしれません。白黒映像のせいか昔の物語を見ているような錯覚があり、始めは客観的に安心して観ていられるでしょう。しかし後半になるにつれ、観ているこちら側に得体の知れないものが近づいくる緊張感が生まれます。主人公の脳内の混乱ぶりが乗り移ってくるのです。
あまり書くとネタバレになるのでこの辺でやめておきます。そろそろ上映期間が終わってしまうので、興味を持った方は後でサブスクで観てほしいです。生きていくのも不安が付きまとうし、死ぬのもこわい、どうすりゃいいんだとたまに思います。こうして日々老いていくのみです(‘ω’)