スキレット料理
「スキレット」数年前に流行りましたよね。家庭だけでなく、アウトドアでも重宝されています。スキレットとは小さなフライパンの形をした鋳物です(※鋳物とは鋳型に流し込んだ金属を冷やして固めたもののこと)ダイソーでも売ってるし、お手軽な価格で手に入ります。
かって埼玉県川口市は鋳物工場が栄え、1962年公開の吉永小百合さん主演映画「キューポラのある街」の舞台にもなりました。有名な作品ですが、残念ながら見たことがありません。そもそもキューポラってなんでしょうか?ふむふむ、鉄を溶かす溶解炉だと。今は何でもスマホが教えてくれるから本当に便利。昔の映画も簡単に観られるのだから、今度観てみようっと(‘ω’)
普段よく使うフライパンはステンレス製品が多いと思います。軽くて錆びないので取り扱いが簡単。もちろん鉄製のフライパンもありますが、重いうえに色々面倒そうで、プロや料理にこだわりのある方が使っているイメージがあります。
でも鉄製フライパンで作った料理は何だか美味しそう~老舗洋食屋のイメージが勝手にわいてくる(笑) ステンレスに依存しながらも心の中では鉄製品に対する絶対的信頼があるのかもしれません。鉄は熱伝導率が良いので、料理の仕上がりに差がつくのでしょうね。ちょっとだけでも鉄製の料理器具を使ってみたいなーそこでお手軽な庶民の味方、スキレットの出番です!
オーブントースターに入るサイズのスキレットは、調理や焼き目をつけるのにとっても便利なのでお薦め。今回はスキレットで作る「ほうれん草のキッシュ風」の作り方をご紹介します。
●ほうれん草のキッシュ風
<材料>
ほうれん草、クロワッサン、とろけるチーズ(ピザ用チーズだと、濃厚でなお美味しい)、オリーブ油、ニンニク(チューブでOK)、塩、コショウ
<作り方>
・ほうれん草を食べやすい長さに切り、オリーブオイルとニンニク、塩、コショウで炒める(ここはフライパン使用します)
・オリーブ油を塗ったスキレットに輪切りにしたクロワッサンを敷き詰める
・炒めたほうれん草を乗せ、とろけるチーズをかけて、オーブントースターでチーズに軽く焼き目がつく程度焼く
「キッシュ」って本来は卵や生クリームを使う料理ですが、クロワッサンの食感と濃厚チーズがスキレットでふんわりと仕上がり、キッシュ風な味わいになります。簡単なスキレット料理でワインにも合いますよ(*’ω’*)