第8回目は「アンジャネーヤサナ(三日月のポーズ)」を紹介します。三日月のように体を反らして弧を描くポーズ。下半身を安定させることで胸を開いて背中が反らせやすくなります。両足を前後に開き、骨盤の歪み改善に効果があると言われているポーズです。
●No.8 アンジャネーヤサナ(三日月のポーズ)
<やり方>
- 四つん這いの姿勢をとり、足の甲はマットに寝かせておく
- 吸う息で右足を右手の内側に踏み込み膝を立てる。吐く息で左膝を1歩後ろに引く
- 吸う息で腹筋を引き締め、両手を万歳して伸ばし、胸を天井方向に向かって開く。視線は天井へ
- 吐く息で重心を下におろし、後ろ足(左足)の鼠径部がマットに近づくように意識する(鼠径部の伸びを感じること)
- ポーズキープで3~5呼吸行う(※バランスが取りにくい場合は骨盤を水平に正面に押し出す。後ろ足側に引っ張られないように注意)
- 吐く息で両手をマットに下し、吸う息で右足を後ろに引き四つん這いの姿勢に戻る。続けて反対側も行う
前足の膝は床に対して垂直に曲げるように意識しましょう。鋭角に踏み込みすぎると膝を痛める原因になるので注意が必要です。やってみると意外とバランスをとるのが難しいポーズでもありますが、足を前後開脚することによって股関節を柔軟にする効果が期待できます。1日の終わりにやるとスッキリして深い眠りにつくことができそうですね。