第11回目です。ご紹介するのは座位の後屈ポーズ「ウシュトラーサナ(ラクダのポーズ)」です。背骨の柔軟性がポイントなので苦手な人も多いかもしれません。姿勢改善や呼吸器の改善・頭をリフレッシュする効果を期待できます。このポーズは腰を痛めないように自分の体にあった体勢で行いましょう。
3つのステップに分けましたので背骨の柔軟性に合わせて<やり方>を見ながら順番に試してみてくださいね。
柔軟度★:手は腰にあてたまま、足の甲は寝かせて行う
柔軟度★★:手はかかとにつけるが、つま先は立てて高さを加えた状態で行う
柔軟度★★★:手はかかとにつけ、足の甲は寝かせて行う
●ウシュトラーサナ(ラクダのポーズ) ※腰・背中・膝に故障がある時はやらないでください
<やり方>
- マットの上に膝立ちになる(足は腰幅)、足の甲は寝かせる又はつま先を立てておく(固い人はこちらでやりましょう)
- 両手を腰にそえ、足のつけ根の真下に膝がくる状態を保ちながら、吸う息で胸を天井方向に開きつつ、吐く息で背中を反らしていく(※骨盤を前方へと押し出し続け後ろに倒れないように)
- 両手を下へと伸ばし踵へつける(※届かない場合は両手は腰にそえたまま)
- 吐く息で頭を後ろへ倒し視線は自分の眉間へ(※首が辛い場合は倒さない)
- 胸は天井へと開き、骨盤は前に押し出し続けてポーズを深め、喉の前側・体の前面の伸びを感じましょう
- 両手を腰に戻し、吸う息で頭と背中を起こして膝立ちへと戻る
ポーズ終了後はバーラーサナ(チャイルドポーズ:アーカイブ No.5参照)で体を休めてあげましょう。胸を伸ばすことで気持ちも前向きになれますよ(‘ω’)