第5回目です。今回はアメリカ映画の「フローズン」(2010公開)をご紹介します。この作品はスリラーのジャンルかなと思いますが、ホラー映画よりですね。もう、映像観てるだけで凍えてきます。寒さと絶望感。ぜんぜん緊張の糸を緩めてくれないし、いや~手に汗かきました。

 登場人物も少なく(知っている俳優がいない)、ほとんどリフトの上だから場面展開しません。低予算映画らしいですが、トラウマになる新しい怖さで、頭に残ります。こういう状況って自分の身にも起こりうるんじゃないかって思いながら観てるから、恐怖倍増なんですよね。

 この映画を観て、もしリフトが止まっても「飛び降りる」という選択肢は選ばないことに決めました(笑)

<あらすじ>
 スキー場にやって来たダン、ジョー、パーカーの若者3人組は、営業終了間際のリフトに何とか乗り込み、もう1回滑りを楽しもうとします。ところが、係員が交代し、3人がリフトに乗っている事がきちんと引き継ぎされず、稼働ストップ、スキー場のライトも落とされてしまいます。 

 宙づりになり焦った3人は、大声で助けを呼びますが誰も答えてくれません。次のゲレンデの営業再開は1週間も先。夜になり気温低下、このままリフトにいては凍死するだけ。何とか1人でもリフトを降りて、助けを呼びに行かないと全員死んでしまう。意を決してダンがリフトから飛び降りますが――

 それにしてもアメリカのスキー場って狼出るのかな?考えたくないですね~泣きそうになる映画でした( ;∀;)