第12回は「プランクポーズ(板のポーズ)」をご紹介します。サンスクリット語ではクンバカーサナ、ファラカーサナなどと呼ばれますが、英語のplank poseで聞きなれている方が多いと思います。体幹を使って、体を板のように一直線に保つポーズです。

 ヨガの知識はなくても、腕立て伏せの準備ポーズと言えば誰でも行いやすく、お腹の引き締めに効果的なのでやってみてください。

●プランクポーズ(板のポーズ)

<やり方>

  • 四つん這いの姿勢からスタート。肩の真下に手首がくるように置き、指先は正面向けて開き、両脚は腰幅に開いておく 
  • 吸う息で両脚をまっすぐ後ろに伸ばし、つま先と手のひらで身体を支える
  • 吐く息で踵を後ろに押し出す(※手と足に均等に体重を分散させるイメージで)
  • 視線は前方床へ、頭から踵まで一直線をキープしながら、呼吸を続ける。

 ポーズのキープ時間は10秒目標がお勧めです。心の中で「10,9,8,7・・」とカウントし、続けられそうなら何セットか行います。疲れてくるとお腹が下に落ちてフォームが崩れるので、常に正しい姿勢を意識しながら負荷をかける時間を調節してみてください。動きのないポーズが深層の筋肉にじわじわと働きかけ、継続するとその効果を実感できると思います。