第13回目になりました。今回は私の大好きなポーズ「パリガーサナ(門のポーズ)」です。ポーズが門のかんぬきの形にそっくり。自分がかんぬきになったつもりで、柔らかくスーッと上体を倒していくと気持ち良さを味わえると思います。胸を大きく広げて、呼吸器の改善、肩こりの緩和やウェストの引き締めに効果的な貴重な側屈ポーズです。覚えておくと便利ですよ。

●パリガーサナ(門のポーズ) 腰・膝に故障がある場合はやらないでください

<やり方>

  • マット中央に膝立ちの姿勢でスタンバイ、足は腰幅・両足の甲は寝かせておく
  • 左足を横に伸ばし、つま先は真横に向け、つま先と踵が軸足(右足)の膝と一直線上に並ぶようにする(※足首が固い場合はつま先を正面に緩めて行うこと)
  • 骨盤を水平に保ち、左手を左足へ添えておく
  • 吸う息で右手を真上に伸ばし、息を吐きながら左側へ上体を倒していく
  • 視線は脇の下から天井方向へ向ける(首がつらい場合は、正面を向いたままでOK)
  • 吸う息で胸を天井方向へ開き、吐く息で手を遠くに伸ばす。体側の伸びを感じながら、5呼吸ほど繰り返す
  • 吸う息で体を正面に起こし、膝立ちの姿勢に戻る。続けて反対側も行う

 胸と脇腹のストレッチが上手くできたでしょうか?ポイントはリラックスしながら体を倒していくこと。肋間筋が伸びて大きな呼吸がしやすくなったことでしょう。気持ちが落ち込んだ時にやると前向きになれる回復薬のようなありがたいポーズなのでおススメです。