第15回は「マラーサナ(花輪のポーズ)」です。骨盤底筋を刺激し、婦人科系の不調改善に役立つポーズです。また腰を落として太ももの筋力アップ、股関節を柔軟にする効果もあります。立位から座位へと姿勢が変わるポーズなので、今回は膝に負担がかからないように両手を床につけて行うソフトなやり方でご紹介します。
●「マラーサナ(花輪のポーズ)」
<やり方>
- 足は肩幅より広めに開き、つま先を外側を向けた逆ハの字の形でマット上に立つ
- 両手を床へと伸ばして前屈、手のひらをマットに着けたら、息を吐きながらゆっくり腰を落としてしゃがむ
- 胸の前で合掌、吸う息で背筋を伸ばす
- 両肘で両膝の内側を押し足を押し広げていく(心地良く開ける位置に足幅を調整してOK)
- 腰から背中を伸ばし、自然な呼吸をしながらポーズを深めていく(※足や股関節に違和感を感じたら長くやらないこと)
- 吐く息で腕の力を解いたら、手のひらをマットにつけ、吸う息でゆっくりと起きあがり立位の姿勢に戻る
重力を使って腰を開放するので、腰の健康に良いストレッチになります。立位から座位・座位から立位へと移動する際は、体を傷めないように丁寧に行っていきましょう。