断捨離のさみしさ
ついにベッドを断捨離です。ドライバーで淡々とねじを外し解体、ビニール紐をぐるりと巻き、コンパクトに束ねます。後は粗大ゴミ収集日に出すだけ。ベッドがあった場所のホコリを取り、布団を敷いてみます。畳の部屋に敷いた布団は、寝るための役割しかなく、一気につまらない気持ちに急降下していきました。
自分でも意外なぐらい、ぶわっと寂しさと虚しさが襲ってきました。ベッドは寝るだけの場所でなかったんです。片付けてしまうまで気が付かなかった、愚かな私。「ごめん、あなたの存在の大きさをわかってなかった」
ソファ代わりにくつろいで、スマホをしたり、本を読んだりしていた日々。早まったのかな?こんなに寂しくなってしまうなんて。断捨離が連れてきたのは、スッキリ感ではなく孤独感。
処分を決心したのは、ヨガをするスペースの確保と工事業者が来るから片付けたいという理由があったからなのに。とりあえず、畳に敷き布団生活を始めるしかない。部屋に空間はできたけど、心の中もぽっかり空いてしまい、なんだか無気力になってしまいました。
「もっと広い部屋に住めれば、ベッドを処分しなくてすんだのに・・・」隠れていた自分の心の声を聴いてしまったせいです。現実的なこと、夢や将来への不安。・・・こういう落ち込んだ夜は、ゆっくりお風呂に入って早く寝る。それに限る(‘ω’)