「怪物」観ました

 韓国ドラマ「怪物」を全16話観ました。観終わるのに3日かかったなかなか重たいドラマですが、かなり面白かったので紹介したいと思います(‘ω’)

 主人公演じるシン・ハギュンとヨ・ジングの二人の刑事の心理的攻防戦が見どころです。お互いの距離が近づいたり離れたり、信用したようでやっぱりそうでないという緊張を保った関係で物語が進んでいきます。

 怪物は一人ではなく複数います。自分の欲のために怪物になる人間と誰かを守るために怪物になってしまう人間の2種類がいるんですね。

 最終的に自分の内側に潜む欲望の怪物に飲み込まれてしまう者と怪物に近づきつつも自律し、自己を守れる者との違いを見せてくれます。人間の持つ多面性を教えてくれるドラマです。良い人かどうかなんて、自分が接した面でしか判断できないものじゃないかなと伝えてくれている気がします。

 不運な主人公を演じるシン・ハギュンさんの意味深な微笑みは相手への牽制なのか、自分自身への自嘲なのか、善なのか悪なのか区別のつかないなんとも不思議な印象を持たせてくれます。気になった方はぜひぜひ「怪物」を見てください(今ならAmazon Primeで観れますよ)。

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