色の話 プルキンエ現象
「プルキンエ現象」という言葉を聞いたことがありますか?私は数年前に資格検定の勉強をしている時に初めて知りました。一般道路の青色の指示標識を目にした事はありますよね。でもどうして青色なのか考えたことはありますか?
これにはきちんと理由があって、プルキンエ現象が影響しています。人間の眼は暗い所では青色が認識しやすくなるのです。夕方から薄暗くなり、明るさが低下する中では、赤色やオレンジ、黄色などは黒くくすんで見えるようになります。しかし、青色はプルキンエ現象で薄暗くなっても鮮やかに見えるのです。
道路標識には電灯が設置されておらず、見落としを少なくなるために青色の看板になりました。私達が何気なく暮らしている街の光景は、誰かがちゃんと計画して作っているものなんです。すべての事は意図的に作られているのですよ、スゴイですよね、ひゃー( ゚Д゚)
ちなみに高速道路は緑色の標識が使われています。伝えたいことを効果的に表示するために、色は利用されています。そういえば非常口の誘導灯も緑と白の組み合わせ、高速道路と一緒!ということは、これは「かなり見やすい色の組み合わせ」ということになりますよね。
街中のあらゆるサインを意識して見ると、新たな発見できるかもしれません。サインウォッチングのおすすめ、「自分の生活している街を知る」ですね。