ナーディ・ショーダナ(片鼻呼吸)
風邪を引きやすい季節にお勧めの呼吸法「ナーディ・ショーダナ(片鼻呼吸)」をご紹介します。私たちは普段無意識に呼吸をしていますが、意識的に左右の鼻孔を交互に使って呼吸をすることにより、右脳と左脳をクリアにし自立神経を整えることができます。
鼻通りをリセット、咳・風邪の改善、頭痛や緊張を取り除く効果が期待できますのでお試しください。
<やり方> *予め鼻をかんでおきます。
- 安楽座(スカーサナ)か正座で座り、背筋を伸ばしておく
- 右手の人差し指と中指を立て眉間に添え、親指で右の鼻孔、曲げた薬指で左の鼻孔を軽くふさぐ
- 目を閉じる
- 薬指を離し左の鼻孔から息を吐き切り、左の鼻孔から息を吸ってお腹を膨らませる
- 薬指で左の鼻孔をふさぎ、クンバカ(止息)を2~3秒を行う
- 今度は、親指を離し右の鼻孔から息を吐き切り、右の鼻孔から息を吸ってお腹を膨らませる
- 親指で右の鼻孔をふさぎ、クンバカ(止息)を2~3秒を行う
- 3~5セットを行い、最期は左の鼻孔から息を吐き切る
右鼻孔の呼吸は左脳を活性化、左鼻孔の呼吸は右脳を活性化させます。右が陽・左が陰と捉えられているので呼吸の最後は左鼻孔から息を掃き出し、落ち着きを得て終了しましょう。