バリウム検査にて思う

 久しぶりに健康診断を受けました。受診期限切れ目前でしたね、セーフ。今年は間に合いました。今回は胃バリウム検査が含まれていました。何年ぶりでしょうか、あの検査台に乗ったのは。

 バリウム検査は、胃を含む上部消化管の健康状態を調べる検査のこと。上から順番に、食道・胃・十二指腸が検査対象みたいです。はじめに発泡剤という少量の液体を飲みます。「げっぷしないでくださいね」

 そして、さっきより大きい紙コップを渡され、「ごくごく飲んでください、ごくごく」と煽られながら、白い何とも不味い液体を飲みほします。「イッキ、イッキ」と今はアルコールハラスメントになってしまう、心の中で声がします。

 検査技師の女性が指示を出し始めます。「身体横向きで押し付けてー」空になったコップはどうするのかと思ったら、「カップは持っててくださいー」「では、左のカップホルダーに置いてください―」、「仰向けで、背中を押し付けて―」「はい、お顔右側、身体横向き―、あ、腰を浮かせて、あ、少し戻って―、息吐いて―、息止めて―」、「あ、お腹動いちゃってますね、もう1度息止めてください」

 その後も、「バーを下からでなく、上からつかみましょう」とか「踵が離れてきてますよ、下に着けてー」、「はい、右側からくるっと回転しましょう」とこんな感じのインストラクションが続きました。検査台も動くけど、けっこう自分でも動く。

 台の上で、回転しながら思いました。どういう姿勢の写真が撮りたいのか、最初に伝えてほしい (笑)

 口頭で誘導するのは言葉選びが大切。ヨガの指導も同じですね、シンプルな言葉で相手にわかりやすく伝えることが大事。提案ですが、検査台の前に、次はこのポーズで撮影するよ~という親切な電光掲示板のようなものを設置してほしいです。どっかの病院でもうやってたりして。

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